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次世代リペイントボール「ブラボー!ル」誕生秘話2024.02.06
約二年前に突然電話がありました。
関西弁で「社長のところで、ゴルフボールを塗装できませんか?
コロナで練習場のボールが不足してゴルフ練習場が困っているんです。」
なぜ弊社に?
聞けば「何十件も連絡しているんですが、塗装会社の社長さん全員、そんなことはできないと言うんです。」と諦めかけていたところだったそうです。
できない理由は
「1球15円程度で大量生産」「ドライバーやアイアンで打っても割れない塗膜」
へそ曲がりな私(代表)は、みんなできないと言うなら面白そうだな。
困っている人が全国的にいるならチャレンジしたいなと早速、防水塗料、弾性塗料を塗って試打を繰り返しました。
世の中には特殊すぎて売れていないけど、素晴らしい特性の塗料がたくさんあることを普段の仕事で知っていたからです。
「きっと見つかるはず・・・」
志ある人に助けてくれる人って現れるのかな?と感じるような出会いの繰り返しで
何とか「行けそう!」という段階まで辿り着くことが出来ました。
富山県の国の施設までリペイントしたボールを試験しに行きました。
ヘッドスピード70M/Sという人間では不可能なスイングで打っても塗膜、ロゴは割れませんでした。
あとは1日の生産量を上げて1球あたりの単価を下げる努力でした。
目標であった1球15円は実現できませんでしたが、
何度もトライ&エラーを繰り返し、日本で唯一無二の生産システムが完成しました。
工場が完成したら営業活動。
リペイントしたボールのビフォーアフターを実際に見てもらいながらの営業活動。
そこで運命の出会いがありました。
茨城県那珂市にあるパーシモンゴルフクラブのオーナー内田政美プロ
弊社のリペイントしたボールを何度も繰り返し試打していただき一緒に完成形に仕上げていきました。
こんなに素晴らしいリペイントボールは名前を付けたほうが良いと内田プロにネーミングのプロ集団をご紹介いただきました。
こうして全てのゴルフ場様にブラボー!なボール「ブラボー!ル」がたくさんの方々の期待を背負って誕生致しました。
私が固定観念を持たない人間だったからこそ、完成したリペイントボール「ブラボー!ル」。
ゴルフ練習場経営者様も「リペイントボールは良くない」「リペイントはしたくない」
という固定概念を捨てて、次のステージ、持続可能な社会へ、一緒に進んでいきましょう!
株式会社壁工房
代表取締役 須賀賢一